バンガラ製作
カキ養殖が盛んな東備地域の施設では、養殖に欠かせない器材「バンガラ」(採苗コレクター)の製作を請け負っています。
バンガラはホタテの貝殻を針金に通したもので、海中に浮遊しているカキの幼生を貝殻に付着させて採取し、稚貝に育成するのに使われています。
作業は2メートル程度の針金をⅤ字に折り曲げた後、ホタテの貝殻とビニールパイプを交互に通して、端を抜け落ちないように留めます。利用者さんの障害に合わせて、工程を分業するなど工夫して取り組んでいます。
バンガラ製作は現在、せとうち旭川荘(瀬戸内市)、いんべ通園センター(備前市)で行っています。