「写真・作品展」 17日まで開催しています♪
2016.06.14[広報から]
写真や手作り製品を通して障害のある人たちの活動を紹介する「第30回旭川荘写真・作品展」が14日、川崎医科大学附属病院(倉敷市松島)で始まりました。
今回で30回目を迎えるこのイベント。「写真・作品展」ではピンとこない方も同病院でやっている「旭川荘のバザー」だと説明すると分かっていただけるでしょうか…。
このサイト「ぎおんの杜から…」で紹介する製品を手に取っていただけるめったとない機会です。17日まで4日間、8階大講堂前で開催しています。
(17日は午後2時半に終了します)
旭川荘の中で製品を作っているのは全部で13施設。今回も各施設の利用者さんが手掛けた自慢の製品をギュギュっと集めました。
入口に近いコーナーには、吉備ワークホームのイノシシ革を使った「KIBINOブランド」のアイテムがずらり(写真左)。トートバッグに小銭入れ、キーホルダー、チャーム等々…色、種類も豊富に取り揃えています。
その隣には愛育寮の「結び織マット」(写真中)。古いセーターの毛糸を再利用するハンドメイド製品なので、一つとして同じものはありません。今回は5点のみの展示でしたが、初日の昼までに3点お買い上げいただきました。
そして、いづみ寮・祗園窯の陶器(写真右)。ドットがついたシンプルな器は、お値段も手ごろで普段使いにおすすめ。三角&筒型の花器も人気です♪
望の丘ワークセンターの「ネーブルオレンジマーマレード」(写真左)。昨年末の「りんごjam(ジャム)」に続くジャムの第2弾です。ネーブルなので苦味が少なく、パンはもちろん、ヨーグルトにもよく合います。
コロコロとしたスノーボールタイプの愛育寮の「クッキー」(写真中)。白いものは以前からある定番ですが、(左側から)チーズ、ラズベリー、抹茶の3種はこの会場では初。お菓子はどれも人気ですが、こちらも補充が間に合わないくらい、とてもよく売れています。
プリント布にレースや小花をあしらったかわいいドレス…はあおばの新製品(写真右)。裏にはマグネットが付いていて、冷蔵庫の扉などに飾っていただけます。
今回は手書きのポップで製品の特長を紹介しました。ポップに魅かれて商品を手に取ってくださった方も多数いたようで、売り上げアップにつながったかな…?
「写真・作品展」ですから、日中活動の様子や暮らしの一コマを切り取った写真も多数展示しています。今回は「創る、働く、笑顔」をテーマに、製品を手掛ける13施設の利用者さんのいきいきとした表情を紹介しています。
そしてそして…最後になりましたが、今回は岡山県立大学デザイン学部の学生さんが考案した「動物の置物」と「鍋敷きにもなるコースター」の展示も。県立大学と旭川荘の間に生まれる新たな価値の創造を目指す「間プロジェクト」の一例です。
製品づくりの現場にある材料を使って「障害のある人たちが楽しみながら制作できるデザイン」について学生さんたちが研究を重ねたもので、松風寮の利用者さんが制作しました。
「動物の置物」は木の骨組みに好みの毛糸を巻いて仕上げ“小さなサファリ”をイメージした作品になりました。
「鍋敷きにもなるコースター」は木片に空けた穴に刺し子の要領で毛糸を通し、オリジナルの模様を作りました。1つだとコースター、複数並べると鍋も置けるというアイディアです。
ぜひ会場にて、ご覧ください。